研修を受けた住民を通じて、周辺の農家にも有機農業が広がる |
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バングラデシュに元々ある在来種と、
薬用樹などを活用した有機農業に取り組んでいます。
現在多くの農家が購入している高収量品の種は、1世代しか収穫ができず、毎年種の購入を必要とします。また、病害虫に弱いため大量の農薬と水が必要です。物価上昇に伴い生産コストは増える一方、収穫量は減る傾向にあり、その負担が埋まらないという問題を多くの農家が抱えています。
バングラデシュには病害虫に強く、収穫から次世代の種を確保できる在来種が存在します。しかし、全国的に減少傾向にあるため、入手が難しいのが現状です。
そこでセンター内に保管小屋を設け、種を良質な状態で保管し、農家の必要に応じて、いつでも提供できるようにしています。種の提供を受けた農民が収穫後に2倍の種をセンターに戻すことで、地域で種の保全、普及が図れる仕組みです。
作付けの際には害虫忌避効果のあるにんにくやマリーゴールドを畑の周りに植えるなど、植物の持つ病害虫忌避や雑草予防などの特性を配慮した混合農法や、ニームやマスタードなどを原料とする植物農薬を使用し、農薬を使わずに病害虫の被害を抑える工夫をしています。また、それぞれの効果を比較できるよう、畑ごとに農法を変えています。
すでに、100名を超える訪問者を他団体から受入れました。また、センターで習得した有機農業技術を自主的に周辺の農家に広げる農民の姿が見られるなど、取組みは地域で広がりを見せつつあります。
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